白雪姫
しばらくして、小さな家に小さな住人が帰ってきました。
山で、木を切ったり、石を掘ったりしている人たちです。
小さな住人は全部で7人いました。
部屋の中に入ると、いつもと雰囲気が違います。
異変に気付いた小人たちが口々に言いました。
「誰だ、オレの椅子に腰掛けたのは?」
「誰だ、オレのフォークを使ったのは?」
「誰だ、オレのナイフを使ったのは?」
「誰だ、オレのワインを飲んだのは?」
「誰だ、オレのパンを食べたのは?」
「誰だ、オレの肉を食べたのは?」
「誰だ、オレ達のベットで寝ているのは!?」
7人の小人達は一斉にベットを覗き込みました。
そこにはスースーと気持ちよさそうな寝息を立てている白雪姫がいました。
小人たちは驚きましたが、可愛らしい女の子だったのでそのまま寝かせてあげました。
次の日の朝。
白雪姫は小人たちに森へきた理由を話しました。
そして、ご飯を勝手に食べてしまったこと、ベットを勝手に使ってしまったことを謝りました。
「昨日はごめんなさ。でも、しばらくここへいさせてくれませんか?料理もするし、掃除や洗濯もしますから」
小人達は白雪姫を不憫に思い、一緒に住むことにしました。
昼間、小人達が森へ仕事へ行っている間、白雪姫は家の掃除や洗濯をして
みんなが帰ってくる頃にご飯の支度をして待っていました。
小人達は、よく気の利く白雪姫と仲良くなっていきました。
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