白雪姫
次の日、白雪姫が死んでいなかったことを知ったお妃さまは、怒り狂い
「今度こそ、殺してやる!」
と、また別のおばあさんに変装して森へ入って行きました。
洗濯をしている白雪姫に近づいたお妃さまは
「可愛いお嬢さん。とっても美味しいリンゴはいかが?」
そういって、大きくて甘そうなリンゴを見せました。
白雪姫は小人達の約束を思い出して言いました。
「何も買いません。何もしてもらいません。」
それを聞いたお妃さまは
「そんなに嫌わないで下さいよ。心配なら私も一緒にリンゴを食べるから」
そう言うと、リンゴを二つに割って、半分を白雪姫に渡しました。
そしてもう半分をガブリとかじって
「ほら、私も食べているし、大丈夫ですよ。とっても美味しいから食べなさい」
それを見た白雪姫は安心して、リンゴをかじりました。
そのとたん、毒が回って白雪姫はその場に倒れてしまいました。
リンゴの半分にだけ毒が仕込んであったのです。
お妃さまは、今度こそ白雪姫が死んだと喜び。高笑いをしながら城へ帰りました。
その夜、小人達が帰ってきて倒れている白雪姫をみつけて驚きました。
「大変だ!白雪姫が!」
今度は、どんなことをしても白雪姫は息を吹き返しません。
かわいそうな白雪姫を綺麗な棺に入れ、
その周りで何日も小人達は泣き悲しみました。
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